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2006/10/28 (Sat) ラブ・ファイアー
テレビに出てるとチャンネルを変える程嫌いな彼女だけど、
エッセイもあまり好きじゃないことが分かった。


お待たせしました!
バツイチ・シングルマザー・恋愛教祖ムロイ・ワールド炸裂!
待望の最新エッセイ集。



本当は色々と考えてるのかもしれないけれど、
彼女のように世間体を考えない恋がしてみたい。
こんなに自信に溢れてみたいし、バシバシと物が言いたいし、
はねっ返りと評されても鼻で笑い飛ばしてみたい。

その全てができないから、
劣等感の裏返しで嫌いと思うんだろう。

別にそういう女性が嫌いじゃない人には、
読んでて明るくなれるし、笑えるエッセイ。
本は素直な気持ちで読まなきゃなぁ。


印象に残った文は2つ↓↓

いいんだ、あたし、安い女で。
その方が、たくさんあなたに会えるなら。


恋って、不思議だ。
あるときある瞬間から、突然、特定の「ただ感じのいい人」が、
「この人じゃなきゃだめな人」に変わる。



オススメ度★★★☆☆

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2006/10/25 (Wed) Bランクの恋人
友達の友達がね〜 こんな前置きをつけても通ってしまいそうな、
日常の恋愛風景を描いた本。


この世の中、愛にもいろいろありまして
─恋人、夫婦、親子など
様々な「愛しあう人達」の姿をユーモラスに描く、注目作家の短編集!



他人には理解されなくても、
自分の中では最良の恋愛という物がある。
この本はそんな「ちょっと変な恋愛の仕方」を描いた本。

主人公に軽く引いたり、腹を立てたり、
共感したり、同情したり、感動させられたりと
1冊で何通りもの楽しみ方が出来る本。

ただ数日後には内容が思い出せなくなっているのが難点かもしれない。


オススメ度★★★☆☆

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2006/10/21 (Sat) 男は敵、女はもっと敵
味方おらんやん。
第一印象は裏切られ、主人公の周りにあまり敵は居ない。


フリーの映画宣伝マン・高坂藍子36歳。
長身、美貌、才覚で男をひきつけてきたが・・。
結婚、離婚、不倫あり。
その相手やその別れた妻などかかわった人たちが語る
ちょっぴり哀しく、おもしろオカシイ6つの連作小説。
続々と刊行が続いている、今注目の作家の最新作。



この作家さんは長身の女性が好きなんだろうか。
以前読んだ本の主人公も長身だったと思う。

主人公はバリバリのキャリアウーマンで、
サバサバしていて自分を持っている。
憧れるけど、隣には居て欲しくないタイプ。

こんな人がいたら、そりゃあ敬遠されるだろう。
男だったら尚更。
自分より優秀な彼女なんて、プライドが許さないのではないか。

“結婚できない女”だけれど、自分の人生を悠々と楽しんでいる。
たまには悩んだり挫折したりしているけれど、
そんな生き方が出来ない人間から見ると、贅沢な悩みに見えてしまう。

素直に読む事が出来ない小説だった。


オススメ度★★☆☆☆


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2006/10/18 (Wed) チョコレートビースト
これどこらへんが面白いんだろう?
残念ながら理解できなかった。


深く蒼い夜の似合う街・渋谷。
近頃女の子たちの話題を集めているのは、
一風変わったホストクラブ“club indigo”。
スタイリッシュで魅力的なホストが揃うこの店には、
今日も厄介な事件が持ち込まれる―。
連続ホスト襲撃事件、失踪した編集者、飲食店強盗、
ホストコンテストを巡る陰謀…ストリートで起こるさまざまな事件に、
indigoのホスト探偵団が挑む!
『インディゴの夜』でおなじみの個性豊かなホストたちが、
夜の街を軽やかに駆けめぐる新世代探偵小説。



話は単純で登場人物も分かりやすい。
かと言ってキャラが立っているのかと訊かれればそうでもない。

探偵小説と謳われているが、事件の解決に胸が躍るわけでもなく、
そもそも事件自体に興味が惹かれるわけでもない。
こんなホストクラブ行きたい、と思わせる事はできるが、
この本面白い!と思わせる事はできていない。

展開が予想通りで、結末も予想通りで、
例えて言うなら2時間ドラマを読んでいる感じ。
設定で読ませるには、ちょっとパンチが足りない気がした。


オススメ度★☆☆☆☆

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2006/10/17 (Tue) 悪意の手記
乙一のGOTHの劣化版。
迫力も怖さも全然足りない。


「なぜ人間は人間を殺すとあんなにも動揺するのか、
動揺しない人間と動揺する人間の違いはどこにあるのか、
どうして殺人の感触はああもからみつくようにいつまでも残るのか」
―死への恐怖、悪意と暴力、殺人の誘惑。
ふとした迷いから人を殺した現代の青年の実感を、
精緻な文体で伝え、究極のテーマに正面から立ち向かう、
新・芥川賞作家の野心作。



この作者の本は全部同じ感じ。
人間の心の闇に迫ると言うけれど、
文章力が足りずにあまり迫っているとは思えない。
ふとした、と言うけれど過程も理由もきちんと書かれていて
あまり唐突な印象も与えず、何だか中途半端だった。

けれど、このセリフだけは心に強く残る。
「簡単に死ぬことをほのめかすのって、
卑怯な人間のすることなんだよ」


心に刻み付けたいし、
誰でも心に刻み付けてほしい名文だと思う。


オススメ度★★☆☆☆

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