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2006/02/25 (Sat) 陽気なギャングが地球を回す
非常にエンターテイメント性の高い本で、
作者のあとがき通り、1本の映画を見ている様であった。



確実に他人の嘘を見抜くリーダーを筆頭に、
正確な体内時計の持ち主、演説の達人、天才スリ
という面々で組織されたギャング団が活躍する長編サスペンス。

市役所で働く成瀬、喫茶店主の響野、20歳の青年久遠、
シングルマザーの雪子たちの正体は銀行強盗。
現金輸送車などの襲撃には「ロマンがない」
とうそぶく彼らの手口は、窓口カウンターまで
最小限の変装で近づき
「警報装置を使わせず、金を出させて、逃げる」
というシンプルなものだ。
しかしある時、横浜の銀行を襲撃した彼らは、
まんまと4千万円をせしめたものの、
逃走中に他の車と接触事故を起こしてしまう。
しかも、その車には、
同じ日に現金輸送車を襲撃した別の強盗団が乗っていた。



「ギャング」という非日常的な存在と、
日常的な様々な問題とを混ぜ合わせて、この本は成り立っている。

コミカルでシニカルな会話、(実際にいたら迷惑そうな)素敵な登場人物たち、
裏の裏をかく意外性の高いストーリー、どれもが天下一品。
文も軽快で読みやすい。完成度がとても高いと思った。


心に残ったセリフを2つ。
「神様が世界をたったの七日で作れたのは、好奇心のおかげなんだよ」
「人間の価値はその友を見れば分かる」



オススメ度★★★★☆

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陽気なギャングが地球を回す
「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎陽気な4人のギャング達は銀行強盗の常習犯。いつものようにさらっと成功。だが逃走中、何者かに金を奪われる。。あとがきに伊坂さんが書いてるように実に軽快で読みやすい!前2作があったから、何をや... //読書感想文 と ブツブツバナシ 2006/02/27 11:31

「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎
【死体を埋める経験なんてなかなかできるものじゃない!by響野】銀行強盗・誘拐・・・世の中で計画するヤツがいるなら、そんなものはほとんど失敗に終わる・・・とずっと思っていた。 たぶん物心ついた頃から。 しかも幼稚でくだらない計画を立てた結果、死体を埋.... //雑板屋 2006/02/26 01:26

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